校章 神奈川県立海老名高等学校

◆ 校長室より

 平成29年1月

 平成28年度3学期の始業にあたって(平成29年1月10日)

 新しい年がスタートしました。今年も新年恒例の箱根駅伝のニュースが話題となり、青山学院大学の3連覇達成が大きく取り上げられていました。 その中でも、監督がインタビューに応えて強さの秘訣の一つとしてあげていたのは、部の練習は学生自身の自主的な管理によって行っているということでした。 部の活動が誰かにさせられているのではなく、「自律」的に行われていることが結果につながっているというわけです。
 このことは、私たちにとっても大いに参考になることだと思いました。自分の能力を高めたり、勉強の実力をつけることは自分にしかできないことです。 待っていても誰かがやってくれることは絶対にありません。その意味でぜひ「自律」という言葉をかみしめてほしいと思っています。この年の初めという機会に、まず自分という存在を意識し、自分はどのように生きていくのかを正面から捉えて深めてほしいと思います。
 一人ひとりが自律している集団というのは、集団としてのパワーもあると考えますし、自ずと結果につながっていくのではないでしょうか。 私が今年掲げる海老名高校のテーマは、「自律する集団」です。そしてその先には皆さんには「自立」というテーマが待っています。 今年一年間ぜひ「自律」を意識して充実した高校生活を紡ぎだしてほしいと期待しています。



 平成28年8月

 平成28年度の2学期のスタートにあたって

 平成28年度の夏休みがあっという間に終わり、海老名高校は2学期が始まりました。始業式では、生徒の皆さんに、「失敗」することは誰にでもある。ただ、失敗したときには、「後悔」をするだけでで終わってしまうのではなく、「反省」して次に生かしていこうという前向きな態度を持ちたいですねというお話をしました。
 喜劇王といわれた、チャップリンはあるインタビューで「あなたの最高傑作はなんですか?」という問いに対して、「The next one」(次につくる作品)と答えたということです。
 これは比較的良く知られた逸話ですが、チャップリンはそのような発言はしていないし、またするはずがないという研究者もいます。チャップリンは完璧なまでに自分が納得いかない作品は世に送り出さない人だったので、これまでの自分の作品を否定するような言い方はしないだろうということのようです。また、そうしたインタビューの記録も存在しないといわれています。
 そうした研究はあるにしても、「次の作品が最高傑作だ」という答えは、どれほどすばらしい作品を世に送り出しても、そこで満足しないというクリエーターの心意気が感じられて、私としては心をゆすぶられるものがありますし、そうした態度を見習いたいとも思います。
  皆さんはいかがでしょうか、私の気持ちに共感してくれる人が何人かでもいてくたら嬉しく思います。
 さて、2学期の大きな行事である皐月祭文化の部(文化祭)、迫ってきました。海老名高校は例年たくさんの方に来校いただいています。準備が佳境にはいっていきますが、来校者の安全を第一に考えて準備をお願いします。そして、皆さんの心のこもったおもてなしで多くの方が笑顔で学校を後にしていただけるようがんばっていきましょう。
 2学期のスタートにあたって、それぞれが秘めた決意や目標、テーマがあると思います。文化祭の成功を含めて、皆さんにとって実りの多い日々となるよう期待しています。



 平成28年5月

 平成28年度がスタートして、初めての掲載になります。4月の入学式直後に更新したいと思いながら、この時期になってしまい申し訳ありません。

 さて、今年度も10クラス397名の新入生の皆さんが入学をしました。入学式では、海老名高校の3年間で、学習では自ら課題を発見し解決する力を養い、生涯に渡って学び続ける力をつけてほしい。また、学校行事や部活動に積極的に参加し、新たなチャレンジをしつつ、充実した高校生活を送ってほしいといったことを期待を込めてお話ししました。
 いま、1学年の各教室には「自律、チャレンジ、思いやり」の3つの言葉が掲げられています。これらの言葉を一つひとつ噛みしめながら一日一日をしっかりと歩んでほしいと思います。期待しています。
 今週は中間テストが控えています。そして、テストが終わると海老名高校は6月9日の皐月祭体育の部の開催に向けて体育祭モードに突入していくことでしょう。各団とも与えられた条件は一緒です。その中で計画的なスケジュールのもと、互いに競い合い切磋琢磨して記憶に残る体育祭を創りあげてください。



 平成28年1月

平成27年度3学期の始業にあたって (平成28年1月8日(金))

 皆さん、あけましておめでとうございます。3学期の始業式にあたって今年1年の皆さんの様々な方面での活躍に期待を込めてお話をします。 昨年いろいろなニュースがありましたが、スポーツの世界でとりわけ話題になり印象に残ったこととして、ラグビー日本代表の活躍が挙げられると思います。五郎丸選手やリーチ・マイケル選手はテレビで何回も見かけるようにもなりました。これはもちろん、ワールドカップで大きな成果を挙げたことによるものですが、その結果を生んだ裏側では、私の想像を超える努力や工夫の積み重ねがあったのだと思います。外側から見ると、とかく結果のみに目が奪われて、その背後にある苦悩や努力を話題にすることはあまりありませんが、選手たちが迷い試行錯誤しながらも、小さな積み重ねを地道に実践し実力をつけてきたことが昨年の開花につながったのだと思います。 また、新年には、箱根駅伝で青山学院大学が完全優勝というすばらし結果を出して幕を閉じました。この選手たちも、昨年優勝して多くの人から注目され続けてきたなかでこうした結果を出すというのは、並みの努力では成し遂げられないことだろと感じました。肉体的にはもちろん精神的にも強さを求められ、しかもチームとして10人をそろえなくてはいけないと考えると組織的にも様々な取り組みがあったのだと思います。
 これらの事例を通して私の頭に浮かんだのが、スモールステップという言葉でした。私はこの発想がとても大切なのだと感じています。言葉の意味はだいたい想像できるでしょうか。
 1年後には自分はどうなっていたいか、または何をしていたいか。そのためには半年後にはどうなっていればよいのか。1か月後にはどこまで到達していればよいのか。さらに、そのためには1週間後にはどうなっていたいか。そのためには今そして明日は何をすればよいのかと考えて、近いところで小さな目標を設定してそれを積み重ねていくことで、大きな目標の達成に結びつけるというものです。
 今年1年、スモールステップという言葉をキーワードにして、着実な歩みを進め、各人が思い描く成果に結びつけてほしいと願いまた期待しています。
 平成28年を実り多き1年にしましょう。



 平成27年9月

ピンチをチャンスに(しなやかな対応力を)

 皆さん元気に2学期の始業式を迎えたでしょうか。2学期の始業にあたって、2つのことをお話します。
 最初は体育館の耐震化改修工事についてです。工事の開始が予定より遅れ、皆さんにご迷惑をかけています。また、夏休みの体育館や部室の利用ができないことで不便をおかけたことをお詫びします。
 2学期以降の体育の授業ですが、時間割を変更して、海老名運動公園で実施するため、週1回は学校と行き来をすることになります。この点でも皆さんにはご足労をおかけしますが、交通には十分に注意して、また、近隣の皆さんにご迷惑をおかけすることなく移動をするようお願いします。

 次に、この夏に「アドリブを生きる力」というタイトルで映画監督の大友啓史さんの講演を聴く機会を得ました。皆さんに伝えたい内容でしたので、受け売りになってしまいますが、講演の一部を紹介しながら進めます。ところで、大友監督についてご紹介すると、NHKに入社し、連続テレビ小説「ちゅらさん」や大河ドラマの「龍馬伝」の演出を担当し、映画では、プラチナデータ、るろうに剣心などの監督としても活躍されている方です。
 講演の概要は、いろいろな仕事をしていく中で、人生はいつも映画の台本どおりにいくわけではない。思ってもみないことを経験することがたくさんある。 そのときに、「アドリブ力」を生かして、柔軟に対応できるかということが大切で、これからの若者には、ぜひこうした力を身につけてもらいたいという内容でした。 この話に関連して、次のような監督の経験を語っておられました。
 沖縄にロケに行って、台本に従ってまぶしい太陽と青い空の下であるシーンを撮ろうとしていた。ところが、タイミング悪く台風に見舞われて、台本どおりの映像が撮れない。かつての巨匠といわれるような監督、例えば黒澤明監督だったら、自分の気に入った雲の映像が撮れるまでスタッフを待たせ続けるなどということもやったそうだが、今はそんな予算もない。何も撮影しなくても1日スタッフを待機させるだけで約300万円くらいの費用がかかってしまう。 どうしようかと困っていたところ、海岸近くの小屋でなにげにたたずんでいた俳優さんの姿を目にして、雨の中のシーンもリアリティがあって良いかもしれないと感じ、急いで撮影の準備をして、そのシーンをカメラに収めたところ、もともと想定していた以上のシーンを撮影することができて、実際に全体の構成の中でも、かえって説得力のある映像になったという内容でした。 生きていく中では、思ってもみない事態に遭遇することがあり、そのときに「アドリブ力」を生かして対応する力が大切で、その事態を乗り切ったときには、ピンチがチャンスになることもあるという訳です。 「アドリブ力」という言葉がなじみにくいという人は、「しなやかな対応力」「しなやかに生きる力」「発想の柔軟性」といった言葉に代えることもできると思います。皆さんには、そうした力を身につけてもらいたいと感じて、本日の始業式でこの話を紹介することにしました。 こうした力は、すぐに身につけられるかわからないと言われるかもしれません。また、身についたかどうかも確かめられないと言われるかもしれません。しかし、こうした発想を頭の片隅に置いて、意識しておけば、どこかで役にたつ場面があるのではないでしょうか。 「ピンチ」という思いがけない事態を「チャンス」にすることも可能だということも教えてくれています。誰しも、出来ればピンチには陥りたくはないと思っていますが、ピンチに見舞われたら、それをチャンスに変えてやろうという前向きな発想の転換、柔軟性が大切なのだと思います。
 というわけで、これから迎える皐月祭の文化の部や、その後の部活動や行事、日々の学校生活においても、「ピンチはチャンスにできるかも」という発想で、充実した学校生活を築いていきましょう。2学期の皆さんの活躍に期待しています。



 平成27年6月

 早いもので、平成27年度も2か月が過ぎました。海老名高校では、中間テストが終了し、今は各クラスで担任が生徒との個人面談を行っているところです。中間テストやスタディーサポート等の結果を振り返りながら今後の学校生活や学習に向けて有意義な機会にしてもらいたいと思っています。
 今年度は、体育館の耐震化改修工事が8月から実施される関係で、体育祭を6月に行うこととしました。このため、現2、3年生の生徒たちは昨年度から準備に取り掛かり、今回の体育祭を盛り上げ、成功させようと努力してきました。生徒たちの行事にかける情熱と柔軟な対応力には本当に感心させられています。1年生は、入学していきなり体育祭の準備に突入ということで戸惑った人も多かったと思いますが、本番まで体調には十分に気をつけて先輩とともにすばらしいパフォーマンスやデコレーションを作り上げてください。
 行事への積極的な参加を通して、多くの仲間でひとつのものを作り上げる感動を味わうことができる。すばらしいことですね。期待しています。


 卒業生に送ることば(平成27年3月1日(日))

 海老名高校34期の卒業生の皆さん、高等学校の卒業おめでとうございます。

 本日は、海老名高校34期の卒業生の皆さんに「エールを送りたい」という想いを込めて、話をします。 ある企業のCMで「人間は飛べない。だからから飛行機という翼を作った」、「人間は、弱い。だから社会 という絆をつくった」というフレーズを聞く機会があって、私はその言葉に強く引き付けられました。この 2つのフレーズは、人類は、自分たちにないものや、弱い部分を工夫や発明によって乗り越えて新しい社会 を築いてきたという歴史を端的に伝えようしたものだと感じたからです。その後にはつづけて、「人間は未 完成だ。だからこそ、いろいろな課題に立ち向かいながら、理想の明日を作ろうとする。」と続いています。  人が暮らす社会が未完成であるならば、その社会を構成する「人」も未完成な生き物だと思います。しか し、「人」は未完成だからこそ、未完成の部分を埋め、さらにはそれを克服しようとして努力してきた。そ れが「人」が成長するということであり、「人」が「学ぶ」ことの意味ではないかと考えています。  弱さや欠点のない人などこの世にはいないと言ってよいでしょう。ただ、自分の弱さを知っているとか短所 や欠点に気づいているという人と気づかない人というのは、大きな差があるように思います。自分の弱さや欠 点を理解し、さらにはそれを受け止めることができる力。それはその人にとって大きな強みになるのではない でしょうか。自分の弱みと、その弱みを受け止め、克服するということは、自分の新たな力に変えていく可能 性を秘めている。自分の武器にすることができる。そうした発想で受け止めることが大事なのだと思っています。  みなさんは、この高校時代の3年間の多くの経験と学びの中ででそうした自己を受け止めていく力を培った のではないかと思っています。その力をこれからの進路で存分に生かしていってほしいと願っています。

 「人間は弱い。だから社会という絆をつくった。」このことをうまく表現したCMのフレーズがあります。「世 界は誰かの仕事でできている。」これは缶コーヒーのCMですので、聞いたことがあるひとも多いでしょう。人 は一人では生きていけない、だから、多くの仕事があり、その中で誰かが誰かを支えあっているというのが社会 です。そしてその誰かと誰かを結びつけているのが信頼という絆です。  部活動(運動)や体育の授業が終わって、あーあのどが渇いたといって、水道のところにいって、蛇口をひね ると、ふんだんに水がでる、そのことは当たり前のようにすごしていますいが、実はすごいことでしょ。水がほ とんどタダ同然で出てくるうえに、その水は、なんの躊躇もなく飲めるようになっているのですよ。しかも時間 の制限など気にする必要なく、いつでも飲むことができる。それは、誰だか わからないですが、誰かが、誰か のために飲めるように、消毒したりと、飲料として加工しているからで、それを各家庭などに送り出す仕事をし ているひとがいる。そして私たちは安心して、その水を飲むことができる。そのような信頼関係が社会の絆とい えるものです。この信頼関係がないと社会は形成されません。  みなさんは、そうした社会の一員として社会から恩恵を受け、そしてそれほど遠くない将来、あるいは、この 4月から誰かのために働くことになる。そして、社会を支え信頼を築く側の一員となるわけです。進学、就職に かかわらず、学生であっても高校を卒業した年齢を超えれば、もうほぼ大人とみなされ、社会を支える一員とし て責任ある行動が要求されるのが現実です。こうしたこともしっかりと意識して受け止めてほしいと思っています。

 社会の中で責任を負って仕事をしていくなかでは、時には逆風に見舞われることもあるでしょう。そのような時 は、飛行機を思い浮かべてほしいと思います。飛行機は、離陸するときに逆風に向かっていくほうが、飛び上がる 力、揚力を得やすいのだそうです。逆風を利用して大空に舞い上がる力に変えていく乗り物である飛行機は、私に は、海老名高校を卒業する皆さんと重なって見えます。  逆風に向かっていくときの推進力となるものは、知識と教養だと私は思っています。言い方を変えれば、新しい ことを、常に学ぼうとする姿勢が推進力だと思っています。先ほど、人は未完成だといいましたが、だからこそ、 人は向上しようと努力することができる生き物なのです。完成の域に到達した人は存在していないといってもおそ らく許されるでしょう。ゆえに、人は一生涯学び続けることが求められている生き物なのだと思います。  話を飛行機に戻すと、推進力をつけ、逆風を利用した飛行機は、社会という大空に舞い上がり、大空を自由に駆 け巡ることができます。その飛行機の操縦桿を握るのは、あなた方自身なのです。操縦桿をしっかりと握り、とき に嵐に見舞われるようなことになっても、自分を見失うことなく、自分の意思で飛行機を巧みに操り、自分の意思 で飛んでいく方向を決めください。飛行機はどの方向に向かうのかといえば、皆さんが描く夢の方向です。いま、 ここには、347通りの夢の方向があります。人それぞれ、描く夢が異なっているように、飛行機の行き先も着陸 地点も異なっているのです。  冒頭に話をしたCMのつづきには、次のようなフレーズがでてきます。「人間だけが目をあけて夢をみる。」卒 業生の皆さん、それぞれに描く自分の夢を描き、そして追いかけてください。皆さんの今後の健闘を祈るとともに、 一人ひとりが夢を実現することを楽しみにしています。

本日はご卒業おめでとうございます。


 平成27年のはじめに(受験を控えた3年生に向けて)(平成27年1月)


 1月の早々にメッセージをお届けしたいと思いながら、いつの間にか1月も終わりに近づき、高校では受検生の願書を受け付ける時期になってしまいました。今回は、大学等の受験を控えた3年生に向けて激励をしたためたいと思います。

1 よくいわれることですが、現役は試験の直前まで成績は伸びると言われています。そのとおりだと思います。受験にツキを期待しても意味がありません。実力がすべてと思ってください。実力をつけようと最後の最後まで努力を重ねた人が合格を勝ち取るのだと思います。過去に受けた模試の成績は過去のもの。希望通りの学校に進学するためにやり抜こう。とにかく最後まであきらめない。

2 実力をつけたなら、試験会場では強い気持ちで臨んでください。「なびけこの山」と頭のなかでつぶやいてみてください。不思議な力がわいてきます。

 皆さんの「吉報」を先生方とともに待っています。


 2学期の始業にあたって(平成26年9月)

◆ 第1回の学校説明会を行いました

 8月22日(金)に海老名市文化会館で、海老名高校の今年度第1回学校説明会を実施しました。バトン部や合唱部、放送部や生徒会の執行部の皆さんにも協力をいただき、生徒会による学校生活の説明やステージのパフォーマンスなど、元気な海老名高校をアピールすることができたと思います。
 会場には猛暑の中、午前と午後の回であわせて約900人の方々にお越しいただきました。この人数には、ご家族の方も含まれるので、およそ500人くらいの受検生が海老名高校に関心を寄せて参加いただいたと捉えています。この時期に、これだけ多くの中学生等の受検生から注目されるのは、とても栄誉なことで、海老名高校に対する関心や期待の高さに、わたし自身も身が引き締まる思いでした。
 この関心の高さは、海老名高校の生徒の活躍や評判の高さとイコールだと感じています。そのことについて、在校生の皆さんに素直にお礼を述べたいと思います。いつもしっかりした行動で海老名高校を盛り立ててくれてありがとう!
 学校を良くするも悪くするも生徒の力って大きいな、そして周囲の皆さんは日ごろから学校の様子をよく見ているなと感じた学校説明会でした。


◆ 2学期のスタート

 そして、2学期がスタートします。夏休み中は、体調を崩した生徒もいたと聞いていますが、大きな怪我や事故等もなく皆さんが無事2学期を迎えられたことを何よりだと思っています。  始業の日は、夏休みモードを切り替える日になります、といっても夏休み中でも登校して部活動や面談、補習、皐月祭の準備に打ち込んでいる人の姿をあちこちで見かけました。学校に登校しっぱなし状態の人も大勢いたようですが、2学期モードにキッチリと切り替えていきましょう。そして、間近に迫った、皐月祭の体育の部とそのあとに続く文化の部を成功させましょう。私もはじめての海老名高校の皐月祭を楽しみにしています。素敵な感動が得られるのではないかと大いに期待しています。
 皆さんの立場に立つと、勉強の方は文化祭が終わらないと、本格的な2学期の勉強モードには入れないかもしれません。2学期は、始業の日が2回あると思って、行事は行事として集中してしっかり取組み、その後は、頭のスイッチをすっと切り替えて勉強モードに入る。こうした工夫と切り替えがとても大事なことではないでしょうか。


◆ 自分をコントロールすること

 海老高生には、場面に応じてしっかりと切り替えができるよう自分をコントロールする力を身につけてほしいと思っています。
 2学期の皆さんの活躍を期待するとともに、切り替えるべき時にはきっちりと切り替えを行って、一人ひとりが充実した日々を送るれるように願っています。


 希望の進路を意識した勉強を(6月)

(2学年対象の進路説明会での挨拶をもとにして、加筆したものです。)


◎ 海老名高校の生徒は・・・

 海老名高校に異動してまだ、多くの時間を過ごしたわけではありませんが、いろいろな方から話を聞かせてもらう中で、とても気になる指摘を耳にしました。海老名高校の生徒は、受験に対する危機感が薄いのではないかという指摘です。
 すべての人がそうだとは思いませんが、上級学校への進学を希望する人が多い学校にしては、のんびりとした雰囲気(それはそれでよい面もありますが)が漂っているようにも感じます。
 いうまでもなく部活動や行事に一生懸命に取り組むことはとても大切で、その部分をおろそかにして受験勉強にだけ時間を費やしてもプラスになるとは思っていませんし、何よりも味気ない高校生活になってしまいます。
しかし、部活動や行事に時間がとられる中でも、希望する大学に進学(進路希望調査からは海老名高校の多くの生徒は大学進学希望です。)したいと思っていたら、大学受験を意識して早いうちから準備を始めることが希望の実現に結びつけることができます。

◎ 進学のための準備は何から始める?

準備は始めるとか、スタートを早く切るというのは、塾や予備校に早い学年から行って受験勉強を始めなさいということではありません。「受験に向けた計画的な取り組みや勉強をスタートさせましょう」ということです。職員室で「赤本」を借りて希望する大学ではどういう問題が出題されているのかを調べてみるだけでも準備の一歩となります。
 経済的に余裕があるなら、予備校に通うのも、ひとつの効果的な方法だと思いますが、予備校の授業の時間にテキストの予習もしないで、ただ授業に出席するというだけでは、それほどの効果は期待できない気がします。予備校に行っているというだけで受験勉強をスタートさせた気になり、余裕があると誤解してしまったとしたら返って逆効果になるのではないでしょうか。予備校をうまく活用して受験勉強を始めようと思うなら、テキストの予習や復習する時間も考えて判断する必要があると思います。

◎ 授業を大切にする

 学校の授業を大切にするというのは、多くの人が口にする受験対策だと思いますが、授業を大切にするとはどういうことでしょうか?私はきちんと予習をして授業に臨むことだと思っています。英語や国語であれば、文を音読しておく、単語を調べておく、授業でやる範囲の英文や古文をノートに書き出しておく。数学などでは、教科書をみながら例題を1〜2問だけでも一通り解いてみる。といったことなどがあげられるでしょう。これらのことは自宅で可能ですね。「予習の時間がない」などといういい訳をせずに、出来るところから実行しましょう。そして早いスタート切りましょう。受験の世界では早くスタートした人に追いつき追い越すのはなかなか難しいものです。


2013年度の日記


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